どうもこんにんちは。てんむすです。
携帯キャリアを楽天アンリミットにしたので、使ってみて実際にどうなのか?というレビューを書きます。
楽天モバイルを選んだ一番の目的は携帯料金の節約です。
なんせ1年間料金が無料とのことでしたから。
僕は疑り深いので、
最初は詐欺まがいのサービスじゃないのか?
無料と言っておきながら追加オプションでお金を取るビジネスではないのか?
と思いました。
実際のところどうなのかは後で説明します。
楽天モバイルが宣伝している売り文句
売り文句をまとめると以下です。
- 携帯料金が1年間無料
- ポイントバックキャンペーン(オンライン契約なら3,000+3,300ポイント)
- 日本全国どこでもデータ使い放題
- 楽天回線エリアは高速で無制限。
パートナー回線エリアは5GB/月。
超過後でも最大1Mbpsで使い放題。 - 国内電話かけ放題(SMSも無料)
- 海外66の国と地域 グローバル無料
実際に使ってみてどうだったか
企業の売り文句は宣伝ですから半信半疑で臨まないといけませんが、実際のところはどうなのでしょうか?
僕は楽天モバイルに変える前はUQを使っており、その前はMineoを使っていましたので、その経験を踏まえて比較した感想です。
楽天モバイルが宣伝しているサービスの実際
携帯料金が1年間無料
月額2,980のプランですが、これを1年間無料にするというものです。
しかも2年縛りといったものはなく、いつでも解約できペナルティもありません。
上に書いたように、この安さには何か裏があるのではないか?と疑いましたが、特にありません。
高額なオプション契約が必須とかそういったことは一切ありません。
宣伝そのままで、本当に1年間無料なのです。
ポイントバックキャンペーン
キャンペーンは以下の3つです。
①オンライン契約で3,000ポイント(条件:オンラインで契約)
②事務手数料分3,300ポイント(条件:誰でも)
③本体購入でキャンペーン対象機器は10,000ポイント、もしくは15,000円ポイント(条件:契約と同時に本体購入)
先に初期費用について触れておきたいと思います。
先ほど書いたように携帯料金は無料ですので月々支払うお金はありませんが、契約時に1度だけ払う初期費用は発生します。
必要な料金は以下の3つです。
a)MNP手数料
今の携帯番号を引き続き楽天モバイルで使いたい場合に必要な手数料です。
支払先は楽天モバイルではなく、前のキャリアです。
どこのキャリアでも一律で3,000円(税込)がかかります。
b)事務手数料
楽天モバイルに契約するための事務手数料で3,300円(税込)で全員が支払う必要があります。
c)スマホ本体代(新たに購入する人のみ)
スマホ本体を購入する場合にかかる料金です。
本体の種類によって金額が変わります、当たり前か。。。
先ほどのキャンペーンに戻りたいと思いますが、じゃあどうなのかと言うとメリットしかありません。
①の3,000ポイントは、a)MNP手数料と相殺されますので美味しいです。
②の3,300ポイントははb)と相殺されますので美味しいです。
③はGalaxy A7を買う場合は美味しいです。
新しいスマホが欲しいけれど、ハイエンドはいらないという人はGalaxy A7を買ってください。
価格は17,000円ですが15,000円のキャッシュバックがあるので実質2,000円で買えます。
日本全国どこでもデータ使い放題
「日本全国どこでもデータ使い放題」は楽天モバイル公式サイトを見ると
楽天回線エリアの場合のみデータ使い放題です。
と注意書きがあります。
楽天回線エリアがどこなのか?というのは公式サイトから地図で確認できます。
2020年6月時点では、東京23区と都心寄りの埼玉・千葉・神奈川の主要都市、大阪・名古屋・京都・神戸の中心部だけですね。
日本全土のカバー率で言ったらほんの2%とかそんなものなので「日本全国どこでも」というのは言い過ぎだと思います。
じゃあ実際の使い心地はどうなのかというと、はっきり言って快適です。
ちなみに私は職場が都内(楽天回線エリア)で、神奈川(楽天回線エリア外)に住んいますのでエリア内外の両方を体験しています。
楽天回線エリア内の場合、驚いたのは通信速度です。
場所にもよるかもしれませんが、東京駅付近で日中に計ったら100Mbpsを越えました。
これは本当にすごいですよ!
参考として、前回使っていたUQは時間帯によらず通信が速いですが、私の生活圏内では25Mbps~50Mbpsの範囲でした。
前々回使っていたMineoは遅かったです。
お昼の時間帯11:00~13:00は壊滅的に遅かったです。
はっきり言ってWebの閲覧ですらストレスに感じるくらいで動画は無理した。
それ以外の時間帯だと、平均20Mbpsでした。
他の楽天ユーザの評判で補足しておくと、建物内は電波が届きづらいらしく、ビルなどの内部に入ると楽天回線エリアから外れてしまうという意見をいくつか見ました。
楽天回線エリア外では月5GBまで使えて、5GBを越えてしまった場合でもMAX 1Mbpsで使い放題とあります。
こちらも実際に通信速度を計ってみたところ40Mbpsは出ていました。
一説によるとauの回線を使っているらしいので、UQと同じですね。

月の容量制限が5GBで、十分かどうかは使う人によりますね。
外でYoutubeをよく見る人であれば足りませんし、Instagramを使う人も少し厳しいでしょう。
Webサイトの閲覧しかしない人は足りると思います。
なお5GBを越えてしまった場合は、Max 1Mbpsで使い放題となっています。
これも身をもって体験しましたが実際のところは、以下の通りです。
- Youtubeほぼ無理
- Instagramは遅いが使うことはできる
- Web閲覧は多少遅いくらいで問題なし
- Amazon MusicsやRadicoのような音声配信サービスは快適
他社の通信制限をみれば1Mbpsというのは画期的に速いと思います。
国内電話かけ放題(SMSも無料)
他社がやっている「かけ放題」サービスだと1回あたり通話10分までといった制限があったりしますが、楽天モバイルは縛りが無く何分でも話せます。
これは非常にありがたいです。
UQとMineoでは10分縛りがあったので、電話をかけるたびに毎回タイマーをセットして、9分経ったら一度通話を切ってまたかけなおすという、いちいち面倒くさく、時間を気にしないといけないストレスがありましたが、楽天では無用です。
ただし通話無料を使うには『Rakuten Link』という専用アプリから電話をかける必要があります。(現状はiPhoneは対応していないようです)
このアプリは使いづらいです。
何がダメかと言うと、連絡先のグループ分けができません。
毎回、電話帳の全体から画面スクロースしてかける相手選択するか、もしくは検索する必要があります。
なお連絡先はgoogle等とデータ連携するので改めて登録する必要は無いです。
これはなんとかならないものかと思いますが、今後改善されていくでしょう。
SMSはそんなに使わないですが無料なのはありがたいですね。
ちになみにSMSもRakuten Linkで送受信します。
海外66の国と地域 グローバル無料
これに関しては今のところ使っていないので、楽天モバイルの説明を読んだ限りの情報ですが、海外旅行をする人にはお得そうですね。
データ通信は月2GBまで使い放題、海外から日本への通話無料だそうです。
対象国は以下の通りで、旅行で行くメジャーな国はカバーしているようです。
私が前回海外に行ったときは、出国前にモバイルWi-Fiをレンタルしましたが、その必要がなくなったようです。
アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、カンボジア、韓国、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クロアチア、サイパン、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア(2020年3月3日時点)
楽天モバイル公式サイトより
楽天モバイルはこういう人におすすめ
楽天モバイルがおすすめできる人は以下の通りです。
- 生活圏内が楽天回線エリアの人
1年無料、常に高速でデータ無制限、通話料無料なのだから、使わない手は無いですよね。 - とにかく携帯料金を抑えたい人
楽天回線エリア外でも快適に使えますので、通信容量が5GBで大丈夫という人は、非の打ちどころがなくおすすめです。
楽天モバイルをおすすめできない人
逆にお勧めできない人は以下の通りです。
- 楽天回線エリア外が生活圏内で、データ通信が月5GBでは足りない人
Youtubを見る人はやめておいた方が良いでしょうね。
5BGを使い切った後の通信制限は、1Mbpsと比較的使える範囲ですが、常に速い速度でないと満足できない人は辞めておきましょう。 - 緊急の電話が常にかかってくる可能性のある人
基本的には全てのサービスはベストエフォート(努力目標)なので、常時高品質の安定した通信、通話を求める人は3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)にしましょう。
例えばスマホ本体が故障した場合、3大キャリアであれば直るまで別の本体を貸してくれますが、楽天モバイルでは自己責任でどうにかする必要があります。
新たにスマホ本体を買うならこれがおすすめ
この際スマホを買い替えようと思っている人におすすめの機種はGalaxy A7です。
上でも書きましたが、本体価格からポイントバックを差し引くと実質2,000円で買えます。
そこそこのスペックでいいというのであれば、これでいいと思います。
というか2,000円で考えると、処理性も良いし、画面も有機ELでキレイ、カメラもキレイに撮れるので言うこと無いと思います。
おサイフケータイには対応してないそうですが、普段使わない人は関係ないですね。
スペックが高くて安いスマホは無いの?という人にはGalaxy S9やS9+をお勧めします。
こちらの記事でも書きましたが僕もS9を使っています。
中古ですがうまく探せば40,000円程度で未使用に近い状態の良いものが買えます。
2018年モデルなので2年前の型落ちですが、どこをとっても弱点が無いくらい優秀です。
特にはカメラ性能が良いので写真をよく撮る人にはお勧めです。
今使っているスマホが楽天モバイルで使えるのか知りたい
こちらのサイトが参考になります
たくさんの人柱(笑)の犠牲の上に成り立っているありがたいサイトです。
これだけは言いたい
なんとなくドコモ、ソフトバンク、auを使っている人はお金がもったいないですよ。
月に8,000円くらい払っているのであれば年間では約10万円になります。
楽天モバイルなら0円です。
そういうことです。
まとめ
楽天モバイルに変えてみて驚いたのは通信速度の速さです。
契約前は、これまで快適に使えていたUQと比較したら、遅くなるものと覚悟していました。
しかし実際は楽天回線エリアだと圧倒的に速いし(100Mbps以上)、エリア外でもUQと同等の速さでした。
価格の安さにつられてやってみましたが大成功でした。
でははまたね。
キャンペーンLP ※期間中限定