どうも、こんちは!てんむすです。
引き続き、NiZ Plumキーボードの話題です。これでNiZ関連のネタはしばらく落ち着くかも。
今回は、バッテリー交換のお話。
先にお伝えしておくと、NiZ Plumキーボードの全モデルに共通した修理の方法になります。
NiZ公式に問い合わせたところ、全てのモデル共通で同じバッテリーを使っていると回答がありましたので。
Mini 84 Proの様子がおかしいことに気づいた
ぼくのMini84 Proなんだけど、先日から充電ができていない問題が発覚。
もともとこのキーボードは、2020年末にヤフオクで競り落とした中古品です。
つい先日、Bluetoothが使えないということがわかり、よくよく考えてみるとバッテリー充電のランプが、まったく点かないことに気づいた。
スペースバーには『2018 JP Limited Edition』と印字されており、2018年に製造されたのは明白なので、そろそろバッテリーの寿命なのかな?と思いました。そして修理を考え始めたのが、バッテリー交換にいたったきっかけです。
NiZ公式に修理が可能かを問い合わせた
先日の記事でも書きましたが、まずはメーカーに修理を依頼するところからでしょう。
中古品なので前の購入者がどこから購入したかは不明です。保証書も、購入を証明できる書類もないです。
それでも、ダメ元で公式に問い合わせました。日本に住んでいる旨を伝えると、「修理は無理だ」という回答がありました。そうだろうなーと。
というか、最初に問い合わせたときにNiZからは「Are You in this Country?」という質問が返ってきました。
「はぁ?逆にオマエの居る国はどこなんだよ!」と思ったのは内緒です。たぶん中国だと思ったけど、公式サイトは全て英語だし、オマエがどこに居るか、こっちにはわかんねーんだよw
バッテリーのスペックについて問い合わせてみた
修理してもらえないのであれば、自分で修理する道を模索してみようと思い、追加で質問をしてみました。
という感じ。
こちらから追加で質問。
だそうです。なるほど、これは良いことが聞けた。
バッテリーのスペック
まとめると、以下ということらしいです。
【バッテリーのスペック】
最新モデルも全て共通で以下のスペックである。(2021年1月現在)
サイズ : 75mm*55mm*5mm
電圧 : 3.7v
容量 : 2500mah
接続端子: PH2.0
ぶっきらぼうだけど、質問にはちゃんと答えてくれます。嫌いじゃないよ。
換えのバッテリーを注文した
ということで、さっそくバッテリーを注文しました。
2,500mAhのものはなかったのですが、2,000mAhで3.7vのバッテリーがみつかりました。
Amazonでは、ぼくが最終的に購入したもやつの半値のバッテリーも売っていました。しかし、この手の電池は質が悪いと発火リスクがあるし、怪しいやつを買うと、スペック通りでない場合もあります。
なので、信用できそうなモノタロウから購入しました。主に職人とか業者が使うサイトだから間違いないだろうという観点で。
こちらです。メーカーは不明。3.7v 2,000mAhと書いてあります。接続端子も合っていました。
<モノタロウ>リチウムイオンポリマー電池 DTP605068、1個
いざ交換、装着
届きました。注文から約1週間かかりました。
既存のバッテリーを外す
本体を分解する方法は、前回の記事を参考にしてください。
本体を開いたことを前提に話をすすめます。
バッテリーは絶縁のためなのか、青いプラスチックフィルムで覆われています。その下では、本体と強力に接着されていました。
無理やり剥がしとることも考えたのですが、覆われていることに意味がありそうな気がしたので、切れ目を入れてバッテリーを外しました。
ついていたバッテリーはこちら。
あれ?あれれれ???
3,000mAh 3.8vって書いてあるー!
公式が回答したのは、最新モデルで使われているバッテリーのスペックか?
まあ買ったバッテリーが使えればいいのですけどね。しかし容量はいいとしても、電圧が足りないのは大丈夫なのか?と思いつつ、交換してみました。
購入したバッテリーを装着
購入したバッテリーを装着します。プラスチックフィルムの中に、新しいバッテリーを置き、ビニールテープで固定しました。
本体にバッテリーを接続する
本体にバッテリーを繋ぎます。端子をただ挿すだけです。
直ったか確認
ケースを元に戻すまえに、直ったかを確認しましょう。
USBケーブルを繋いで充電を開始します。
お、無事に充電ができるようになりました。復活です。
Bluetoothも試してみます。
おー、接続できました!めでたしめでたし。
結論:バッテリーは3.7vで問題ない
結論として、公式から回答の合った3.7vのバッテリーで問題なく使えることが確認できました。
容量はバッテリーの持ちにだけ影響するので、お好みでいいと思います。しかし、ぼくが探した限りでは2,500mAhものもはあまり出回っておらず、モノタロウでは2,000mAhが最大でした。
サイズも、自分で確認してもらったほうが良いと思いますが、とんでもなく大きくなければ、入ると思います。
おまけ:今回、バッテリーが原因ではなかった
正直なところバッテリー交換した直後には、充電はできませんでした。だからといって、モノタロウで買った3.7vのバッテリーに不具合があったわけではありません。本体に電圧等のスペックが合わなかったわけではありません。
よくよく調べてみて分かったのですが、推測するに、前のオーナーが間違ったモデルのファームウェアを使ってアップデートしたのが原因でしょう。
実際に、専用ソフトウェアで本体のモデルを取得してみると、誤って認識されていました。
専用アプリでGet Versionすると、『84EC(S)Pro』と出ました。
正しくは、『84EC(S)Pro BLe』です。BLeが有るのがBluetooth搭載で、無いのが搭載されていないモデルです。
ファームウェア更新で、しくじってしまった場合の対処
いったん、工場出荷時の状態にリセットして、正しいファームウェアで更新しました。(出荷時の状態に戻す方法は説明書をご覧ください。)
リセット後は正しく認識されました。充電もできるようになりました。
ついでなので、もともとついていたバッテリーに戻してみたのですが、それでも充電できました・・・。
さいごにひとこと
補足しておきたのですが、分解の記事で書いたとおり、フレームを外すのはけっこう大変なのです。しかし、もとに戻すのも意外と大変でした。ちゃんと考えて丁寧にやらないと、きちんとハマりません。
あ、そういえばこの間注文したAtom66が届きました。まだ未開封です。
キーの数が減ったので、ぼくがずっと気になっているキーキャップ”UnAlice”の購入を検討してみましたが、全部揃えるとトータルで$153になる模様(送料は不明)。
とりあえずは見送ることにしました。
今日はここまで。はばぐっでい。