PCまわり

【むかしのPCってスゴいのよ】ぼくが今まで使ってきたPCの変遷

どうも、こんちは!てんむすです。

マルチメディアテレホーダイMS-DOSCONFIG.SYSインクリボンFEPAドライブ・・・

これらのキーワードを聞いたことありますか?
「懐かしい」と言う人も「初耳じゃー」と言う人もいるかも。

20年、いやもっと前かも・・・そんな時代にパソコンをつかっていたら、よく聞いたキーワードです。

むかしのパソコンがどんなのだったのか、振り返ってみましょう。
知らない人も、「マジかよ!」と興味深い話なので聞いてください。

さっきYoutubeでファミコンの音楽を聴いていたところ、ノスタルジックな気分になり、ふと昔のことを思い出しました。とくにパソコンのこと。
なので、ぼくが今まで使ってきたパソコンの変遷について書きました。

みなさんは、いままでどんなパソコンを使っていたか思い出せますか?

さて、いってみましょう。

一代目 ぴゅう太


【出典:マイナビニュースより】

一代目名は『ぴゅう太』で、ぼくが小さなころ、父が買い与えてくれました。

超マイナーなマシンです。ファミコンが発売される1年くらい前(1982年)に販売されたパソコンです。

パソコンのカテゴリでいいのかな?
ゲーム機とパソコンの中間みたいなマシンで、でっかいキーボードのお化けみたいなフォルムをしています。

コントローラーもついていて、ゲームカートリッジを変えることで、いろんなゲームを遊ぶことができる一方で、プログラミングもできました。

このプログラミング言語がすごいんですよ!
知らない人は「嘘だろ!?」と、思うかもしれませんが、なんとプログラミング言語なのに日本語でした。

モシ A>B ナラバ 120 ニ イケ

みたいな、感じだったんですよ。

<参考 主なコマンドの例>

ニイケ … 指定した行への移動(GOTO)

ヲヨベ … 指定した行をサブルーチンとして実行(GSUB)

マワレ – カラ – カンカク – トジル
… ループ実行(FOR – TO – STEP – NEXT)

カケ … 画面に表示(PRINT)

ジツコウ … プログラム実行 ※カタカナ小文字は実装されていない(GRUN)

ちなみに作ったプログラムを記録するのには、外付けのテープレコーダを使いました。
普通の音楽用のカセットテープだったみたいですね。

Wikipediaによると、
メーカーはトミー(現タカラトミー)
解像度 256 × 192ドット(ニンテンドーDSの1つの画面と同じ)
RAM CPU内蔵256バイト(Twitterの1回のつぶやきより少ない)
画面はテレビに接続(ファミコンと同じRF端子)
だそうです。

面白いので、一般的なスマホであるiPhone11と比較してみました。

ぴゅう太iPhone11(ぴゅう太と比較して)
解像度256 × 1921,792 x 828(30倍)
メモリ256バイト4ギガバイト(15,625,000倍)

 

てんむす
てんむす
ビックリだ!

 

二世代目 NEC PC-9821

【出典:Weblioより】

二代目は『NEC PC-9821』で、高校生の時に買ってもらいました。

当時は、パソコンといえばNEC製のPC-9801シリーズというのが主流。
ハードディスクはまだ一部の人しか使っていない時代です。

代わりに、フロッピードライブが2個ついており、2枚のフロッピーを同時に入れてアプリやゲームを起動する、という具合でした。

今のWindowsで、ハードディスクがCドライブから始まるのは、この名残だといわれています。
フローピードライブの1台目がAドライブ、2台目がBドライブで、ハードディスクがCドライブという具合です。
時代とともにフロッピーディスクが廃れると、AとBがなくなり、Cドライブが残りました。

PC-9821のすごいところは、同時発色数(1画面に同時に表示できる色数)が256色ということでした。当時の主流は16色です。

あとCD-ROMドライブもついていたのも画期的でした。
このころ『マルチメディア』という言葉がはやりましたね、よく意味わからなかったけど。

ちなみに、ぼくはたまたまハードディスクも持っていました。たしか80MBで、フロッピーディスクにすると約80枚分。

当時のハードディスクをつかうメリットは、読み込み速度がフロッピーより速いのはもちろんでしたが、一番のメリットは『入れ替える手間がない』ということです。

フロッピーを入れ替えるってわかりますかね?

ちょと前のゲームでも(PlayStation3とか?)でもメディア2枚組とかあって、ゲームの進行とともに『ディスク2を入れてください』みたいなのは経験された方もいるかもしれません。

でもフロッピーディスクは、もっと頻繁に入れ替えが必要で、ゲームはしばしば中断しました。

あと当時のゲームって10枚組とか当たり前でした。
ぼくが持っていたゲームでフロッピー25枚組とかあった気がします。ネットの情報によると40枚組というのもあったそうですね。

さてさて、ゲームをHDDにインストールしても簡単には動いてくれませんでした。ぼくのPCだけなのかわかりませんが。

「メモリが足りません」となることはよくあり、いろいろ試行錯誤してやっと遊べることが多かったです。

工夫と言うのは、今では考えられませんが、というかみなさん意識したこと無いと思うので、ピンとこないと思います。

PCを起動するための設定ファイル(CONFIG.SYSやAUTEXEC.BATというのがあった)をいじって、日本語変換のプログラム(今でいうIMEとかGoogle日本語入力)を起動しないようにしたり、マウスを無効にしたりと、今考えると不毛な戦いが多かったです。

あと、当時のゲームは簡単にデータがいじれました。

データと言っても、ゲームそのものを改造するわけではなく、パラメータがいじれました。

たとえば三国志で、知力255の武将(諸葛亮の2.55倍賢い)や、武力255(呂布の2.55倍強い)を作ったりね。武力255にしたら、兵力が-65,000とかになってフリーズしたりもした。

スペックとしては、CPUはインテルのi386、メモリは1.6MBでした。
持っていたハードディスクは80MBだったな、たしか。

こちらもiPhone11と比較してみました。

PC-9821iPhone11
メモリ1.6メガバイト4ギガバイト(2,500倍)
記憶容量80メガバイト64ギガバイト(800倍)

 

非常に思い入れのあったPCですが、残念な最期を迎えています。
かんたんに経緯を書くと

  • ある日、ぼくの部屋に友達が遊びに来る。
  • ぼくのパソコンに、勝手にエロゲーをインストールして遊び始める。
  • 友達は満足して、そのまま帰る。
  • ぼくはエロゲーが入っていることを忘れる。
  • 後日、父が「仕事で使うから」と、会社に持っていってしまう。

その後の消息は不明です。

てんむす
てんむす
怖くて、どうなったか聞けませんでした。

 

もう一つ思い出したことがあります。

この当時、街中にゲームコピー屋さんというのがありました。

そのシステムはこんなかんじ。

①メディア(フロッピー)を持参。

②お店にゲーム(売っている状態の箱で)が陳列されている。

③欲しい(コピーしたい)ゲームを選ぶ。

④サングラスをかけた怪しいおばちゃんのいるレジに持っていき、お金を払う。(たぶん販売価格の1~2割)

⑤箱から、ゲームの入ったフロッピーを借り、専用スペースにあるコピー専用のPCを使い、持参したフロッピーに自分でコピーする。

⑥コピーが終わったら、借りたゲーム(フロッピー)は返却する。

⑦家に持ち帰り遊ぶ。

ライセンス的に超アウトなやつですね。
堂々と街中に店を構えていたなんて、今じゃ考えられないです。
あのお店はどうなったんだろう?あの怪しいおばちゃんはどこに行ったのだろう?

三代目 デスクトップPC

【出典:PCwatchより】

三代目はデスクトップPCで、このあたりは記憶がちょっとあいまい。

エプソンのPCだった気がします。
CPUは『Pentium MMX 166Mhz』だというのは覚えています。
OSはWINDOWS95でした。

インターネットが流行りはじめます。

『ダイヤルアップ接続』といって、固定電話の回線を使って通信をしていました。

インターネットに接続する際は、ピポパポと電話をかける音がして、その後ファックスのようなピーガガガガという機械音ののちに使えるようになります。

 

通信速度は56kbpsでした。

ちなみに、今のインターネット回線速度と比較すると、光回線だと1Gbpsですから、56kbpsの17,857倍です。

当時のインターネットは基本的にダイヤルアップで(電話をかけて)使って、通話料が発生する従量課金でした。

でも画期的なサービスである、『テレホーダイ』というのがありました。夜の11時以降であれば固定額で使い放題のサービスです。

多くの人は、夜11時になるとパソコンの前に座り、エッチなサイトを見ていました。
そういうことです。

このころインターネットの怖さを学びました。

1度目は、ダウンロードしたプログラム(EXEファイル)を実行したら、Cドライブがまっさらになりました。(精神的被害)

2度目は、ダイヤルアップの番号が変更されて、海外の電話番号(と思われる)に変更されたことで、つまり国際電話をかけてインターネットをしている状態になりました。(金銭的被害)

四代目 ソーテック ノートPC

【出典:ASCII.JPより】

四代目は『ソーテックのノートPC』で、ぼくが仕事で上京するのに買ってもらいました。

はじめてのノートPCです。しかし、このころのノートは重いので、スタバでドヤ顔してノートを広げているみたいな人はいませんでした。

せいぜい普段はしまっておいて、使うときにテーブルの上に出して使うみたいな目的だったと思います。

思い入れがないので、あまり覚えてないです。

五代目 東芝ダイナブック ノートPC

【出典:ASCII.JPより】

五代目は『東芝 ダイナブックのノート』で、働き始めて、自分で稼いだお金で買った初めてのPCです。

こだわりは解像度です。このころから高解像度に憑りつかれます。SVXGA+(1,400×1050)だから、今から考えてもわるくないですね、

アメリカの9.11テロがおこった2001年頃の話です。

もう一つのこだわりは、『アキュポイント』といって、いまは見なくなりましたが、キーボードの真ん中にマウスのかわりになるポッチがあるやつです。

右クリックと左クリックが、縦に並んでいたのも今じゃあり得ないですね。

CPUはPentiumⅢ、メモリは128MB、ハードディスクは20GBだったようです。

評判のすこぶる悪いWindows MEがプリインストールされていましたが、Whindows2000を入れて使っていました。

六代目 Lenovo ThinkPad ノートPC

六代目は『レノボ ThinkPad ノートPC』で、メーカーは天下のIBMだと思っていたのですが、この時すでにLenovoだったようです。(刻印はIBMとなっていたはず)

これも解像度がごだわりでUXGA(1,600×1,200)でした。

五代目とおなじ、キーボードの真ん中にあるポインティングデバイスがついていました。
『トラックポイント』というらしいです。
ちなみに世間では『赤乳首』と呼ばれています。

このPCも、お値段が高かったため、思い入れが強かったのですが残念な最期を迎えています。

当時、海外留学していて、彼女(今の妻)と毎晩Skypeで話していたのですが、ある日事件が起きました。

ホームステイ先は、イタリア系移民のお宅でしたが、出されたパスタが恐ろしく不味くてビックリしました。おまえらイタリアから来た(ルーツ)んじゃないかのか?と。

激マズなパスタを彼女に見せようと、ノートPCのカメラ・・・場所はわかりますよね。

全体が映るように、お皿を傾けたら「ジョボジョボ」と・・・激マズパスタ汁がキーボードの上にこぼれました。

めでたく大破でございます。

ちなみに、勘違いの無いように言っておきますが、イタリア料理はぼくは好きです。日本人の好みに合いますね。
イタリアには2回ほど旅行していますが、ふらっと寄った店ですら、感動するくらい美味しい料理が出てきました。

ワークステーション的な触れ込みで、グラフィック性能も高かったはずですが、あまりゲームした記憶がない。

いや、ディアブロやってたわ、留学先で勉強そっちのけ。

七代目 COMPAQ ノートPC

七代目は『COMPAQ ノートPC』で、大破した『赤乳首』のかわりに急遽手配したノートPCです。

このときも留学中でしたが、ホントお金なくて、いちばん安いやつを買いました。
解像度がダウンしてFWXGA(1366 x 768)。

早くタヒんで欲しいと思っていたところ、帰国後にしばらくして妻がdestroy。

液晶ディスプレイって割れるとキレイですね。

虹がかかったようなアーティスティックな感じでしたが、PCは観賞用ではないので、捨てました。

八代目 Macbook Pro Retina ノートPC

【出典:apple.comより】

八代目は『MacBook Pro Retina』で、七代目がお亡くなりになったことを言い訳に、嬉々として購入。

こだわりは、やはり解像度でRetina(2,880 x 1,800)。
あと英語配列キーボードもこのころから、こだわりに加わります。

便利なもので、ブートキャンプ(ビリー隊長のではない)で、Windowsが使えます。
Mac OSはほとんど使っていない、というのはここだけの秘密。

あと、上でも書いた『スタバでMacBookを広げてドヤ顔したい』というあこがれもありましたが、ヒッキー(引きこもり)なので、機会は訪れません。

まだ現役で、たまに使います。

九代目 自作PC デスクトップ

九代目は『自作デスクトップPC』です。

いま使っているPCで、こだわりの集大成です。

高解像度、英字キーボードに加え、ゲーミング要素と静音性が追加されました。

はじめての自作でしたが、問題なく組み立てられました。

不満は無く、たいへん満足しています。

ハイスペックだけど、主にブログ書いたり、調べ事してることが多く、性能は発揮できていないかも。

でもいいんです。自己満足です。

さいごにひとこと

みなさんはどんなPCを使ってきたのでしょう?

なかなか聞くチャンスないけど、聞いたら面白いと思うんだよね。

すごく興味があります。よかったら教えてください。

今日は以上です、はばぐっでい。

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