お悩み解決

“水に溶けないアロマオイル”をミスト型デフューザーで使う

どうも、こんちは!てんむすです。

先日、アロマランプの記事を書いたので、アロマつながりでもう1つ。

今回は、水をつかうタイプのミスト型アロマデフューザーで、自分の好きなアロマオイル(精油)を使う方法についてご紹介します。

なお、最後の注意点は必ずお読みください。

 

アロマオイルのほとんどは水に溶けない

なんとなく気づいていると思いますが、アロマオイル(精油)のほとんどは、水に溶けません。

そりゃあ、油ですからね。
※2021/5/21訂正:精油は水に溶けにくい性質はありますが、オリーブオイルなどの”油”とは違うとのことです。

 

※精油の多くは水に混ざりません。

 

 

ミスト型デフューザーでは、水溶性オイルをつかうことになっている

精油が水に溶けない一方で、水を使うタイプのミスト型デフューザーの場合、多くは”水溶性のオイルを使うこと”を推奨しています。

商品によっては、「これを使ってください」とばかりに、専用の液体を売っているものもあります。

ぼくが以前使っていたアロボという機種は、『ソリューション』という、うさんくさい専用液を売っており、お値段高めなうえに、香りの種類も限られていました。

 

セラヴィ 【アロボ】 空気洗浄機
アロボ用 ソリューション ザクロ

 

しかし、世の中にはたくさんの種類の、魅力的な香りのアロマオイルがあるにも関わらず、ごく一部の水溶性のオイルしか使えないんでしょうか?

 

てんむす
てんむす
本体がぶっ壊れても、お気に入りのオイルが使ってやろうか(プンスカ)

 

いやいや、そんなことありませんよ。

水に溶けないオイルでも、使う方法がありますよ。

 

ミスト型デフューザーで水に溶けないオイルを使ったらどうなるか?

ミスト型の場合、オイルを水に溶かして、その水をミスト状にして部屋に拡散します。

では、水溶性でないオイルを使用した場合どうなるのか?

1.匂いがあまり広がらない

オイルが水に溶けないので、ミストに含まれる匂いの成分が、水溶性と比較して少ないです。

香らないわけではないですが、あまり効率の良いやり方ではありません。

 

2.本体が故障する可能性がある

オイルが水に溶けないので、使用後もオイルが本体に付着します。

そのため、水溶性のオイルを使用している場合にくらべて故障の確率が高くなります。

使ったらすぐに壊れるわけではありませんが、早い段階で買い替えを余儀なくされるかもです。

それと、多くの機種は、本体が掃除をしづらい構造になっています。

掃除することもできないので、どうしても前回使ったオイルが本体に残ります。

すると、前回のオイルの匂いと、今回のオイルの匂いが混ざります。

そのまた次のオイルの匂いも混ざって、さらにその次も・・・と、使うたびにどんどんカオスなことになります。

 

ミスト型デフューザーで”水に溶けないオイル”を使う方法

前述の通り、水に溶けないアロマオイルを、ミスト型デフューザーで使う方法があります。

やりかたはシンプルです。

アロマオイルを水に溶けるようにすればよいのです。

本来、混ざらないものを混ざる状態にすることを『乳化』といいます。

混ざらないもの同士を、混ざる状態にするために媒介する触媒を『乳化剤』といいます。

アロマオイルと水を混ぜる場合、アルコールを乳化剤としてつかうと、水に混ざるようになります。

具体的には、アルコール濃度の高い、無水エタノールを使います。

試しに、水とオイルをそのまま混ぜた場合と、エタノールを使った場合、それぞれで動画を撮影してみましたので、ご参考にどうぞ。

水とアロマオイルをそのまま混ぜてみた

 

アロマオイルをエタノールで溶いてから、水に混ぜてみた

 

 

ちなみに、ぼくが使っていたのはアルコール度数99%以上の無水エタノールです。

 

 

Amazonで探してみたら同じ商品はもう販売していないようでしたので、もし買うのでしたら以下のものでいいと思います。

ちなみに商品名に「掃除」と書いてありますが、掃除にも適しているだけで、アロマオイルを希釈するにも問題ありません。

これなら近所の薬局でも売ってると思います。

 

 

 

具体的なやり方としては、小皿にエタノールとオイルを、10:1くらいの比率で混ぜて、オイルが溶けるように少しかき混ぜます。

オイルが溶けると白っぽくなりますので、適宜エタノールの量は調整してみてください。

混ざったら、その混合物をデフューザーに張った水に入れます。

あとは通常通りスイッチをオンするだけです。

これで、自分の好きな香りのアロマオイルを使えるようになります。

 

注意点(やる前に読んでおくこと)

ここまで、やり方を説明してきましたが、以下注意点がありますので、知っておいてください。場合によっては、やらない方が良いと思います。

無水エタノールは火気厳禁

無水エタノールは、とにかく引火しやすいので保管と取り扱いには、ご注意ください。

また揮発性が高いので、きちんと蓋をしないと、気づかないうちに減っていきます。

 

ペットのいる家では使わないこと

ミストにアルコールが含まれた状態で、拡散することになります。

とくにペットは、アルコールに抵抗が無いので、体調を崩します。

短期的にも、長期的にも体に悪いので、ペットがいる家では使ないでください。

そうでなくても、アロマの種類によってはペットに害をおよぼすものもあるので、一度調べて知っておくと良いです。

 

さいごにひとこと

上で説明していたように、ペットに良くないです。

うちは犬を飼っているので、以前はミスト型デフューザーを使っていましたが、先日紹介した、アロマランプに切り替えました。

しかし、アロマランプを使い始めたとたん、別の部屋にいた妻からクレームが入りました。

 

その匂いは犬の健康には大丈夫なの?
ちゃんと調べたの?
臭いから止めてくれない

 

てんむす
てんむす
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”・・・(耳を塞いで叫ぶ)

 

ではまた、はばぐっでい。

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