どうもこんちは。てんむす@どすこい一番星です。
XP-PEN純正のペンタブレットスタンド 「Portable Stand AC41(10~16インチ対応版)」を購入したのでそのレビューです。
Amazonだと商品名に「液晶タブ(ノートPC)用」とありますが、むしろ「板タブ」を使う人に勧めたいです、これ。
板タブで絵を描いていていて、ペンを動かしている手の動きと、その結果表示されるディスプレイの内容に、「なんとも言えない違和感があるな」とか、その違和感から「やっぱり液タブにしておけば良かったな」、なーんて思っている人もいるのでは?
よろしい、その悩みを解決して見せましょう。
板タブを使っているときに感じる「違和感」
「違和感」の原因は、紙に描くときは「常に手元を見ている」のに対して、板タブの場合は「手元を見ていない」からです。
紙に絵を描く場合 板タブで絵を描く場合
ペンを動かす場所(板タブ)と、描いた結果が表示される場所(ディスプレイ)が一致しないからですね。
そういういう作りになっているので、仕方がないことではありますが、違和感は緩和することができます。
その方法は、ディスプレイに視線がいったまま、「ペンが視界に入る」状態をつくること。
具体的には、タブレットスタンドをつかいます。
ディスプレイと板タブの距離を縮め、板タブに傾斜を付けてあげます。
そうするとディスプレイを見つめたままでも、ペンの動きが視界に入るようになります。
タブレットスタンドを使うと
たかだかスタンドですが、されどスタンドです。(幽波紋のスタンドじゃないよ。)
これだけで、かなり違和感がなくなります。
板タブにつかうスタンドはなんでもいいのか?
スタンドもピンキリなので、おすすめのタブレットスタンドについて紹介します。
極端なことを言えば、ノートPC用のスタンドでも代用できます。
とはいえ、ノートPC用のスタンドは目的はあくまで「ノートPCを使いやすくするため」であり、
- ノートPCのキーボードを打ちやすくするために傾斜をつける
- ディスプレイを高くして視線をあげる
- ノートPC本体の発熱を緩和する
なので、板タブにも使えてもピッタリ合わないものが多いです。
一方、「ペンタブレット用」スタンドもいくつか売られていますが、そのほとんどは「液タブ向け」のものが多いです。
液タブを使う場合と、板タブを使う場合では「視線の位置が違う」こと、また「本体の厚みや重さが違う」ことから、こちらもまた板タブにはピッタリ合わないことが多いのです。
XP-PEN Portable Stand AC41/AC42がおすすめ
XP-PEN純正のPortable Standは板タブによく合います。
薄くて軽くて取り回しが楽だし、板タブの薄さに合うように作られています。
サイズは、10から13インチ対応の「AC42」、10~16インチ対応の「AC41」の2種類がありますので、お使いの板タブのサイズに合わせたものを選ぶと良いです。
ぼくはサイズの大きい10~16インチ対応のAC41を買いましたので、以降の写真はAC41のものです。
値段はAmazonで2,850円でした。
外箱はいたって普通で「文房具」といった印象です。
開けてみると箱の蓋に使い方が書いてある通り、難しいことはありません。
本体はプラスチック製で、表面はマットな仕上げ。
左右と上側の3カ所に滑り止めがついています。
裏側はまったく人目に触れることを想定していません、プラモデルっぽくて安っぽい感じ。
うっすら、どこかで見たような記憶があるなと・・・。
そうか!
漫画「おぼっちゃまくん」の「びんぼっちゃま」だ。「落ちぶれてすまん」(古くてすみません)
AC41の本体サイズは幅33cm、奥行きは約22cmです。
(ちなみに一回り小さいAC42の方は幅約27cm、奥行き約23cm)
スタンドの足は折りたためるので、つかわないときはコンパクトで場所を取らない点もGood。
足の角度は固定であり、自由に角度は変えられません。
傾斜は約19度でした。

つかってみてのレビュー
プラスチックの質感は、見た目が安っぽいですが、意外に頑丈。
足もしっかり固定できるし、平らなところでつかえば安定しています。
傾斜も変えられないけれど、ちょうどいい具合だと感じました。
ぼくがつかっている「Deco Pro MW」はスタンドよりも大きいですが、グラつきもなく、滑り落ちることもないです。
一番いいなと思ったのは、スタンド下にある支えの出っぱりが、高すぎないことです。
他社製品のタブレットスタンドは、この出っぱりが高いものが多く、使用中に手が引っかかることがあります。
その点、このAC41は、ズレず、引っかからずでちょうどいい。
いいぞ、いいぞ。
ペンが視界に入るようになり、だいぶ違和感がなくなった。
これはかなりおすすめですね。
まとめです
板タブをつかうときは、「ペンが視界に入るようにする」ことが違和感をなくすコツであり、スタンド使用で解決します。
XP-PEN純正のスタンドは、板タブにもってこいなので、違和感を感じる人は是非使ってみてください。
今回はここまで、ではまた。はばぐっでい。