PCまわり

ASUS ZenWiFi CT8にしたらインターネットが3倍速くなった。

※2020/9/28各部屋のWi-Fi通信速度を追記

どうも、こんちは!てんむすです。

先日は台風にもかかわらず、無事に軽井沢に行ってこられました。
2日目はけっこうな雨でしたが、1日目は雨に降られず、うちの息子と楽しい散歩ができました。

さて、今回はぼくの部屋のインターネット環境を見直した話です。

ASUSのメッシュWi-Fi対応ルータにしたら、速度と安定性が格段に改善されました。

ネット環境への不満

前々から感じていたのですが、ぼくの部屋のネット環境が安定しないです。

速度が出ているときは快適なのだけど、ときどきビックリするくらい遅くなったり、ネットが切れたりしていました。

なんでかな?とずっと思っていたのですが、発生する時間帯もまちまちだし、仕方ないかとあきらめていました。

今回、ネットでライブ配信を始めてみようと思い、少しやってみたのですが、不安定なネット環境のせいで、キビしかったです。

なので、これを機に環境の見直しを行おうと思いました。

不安定な原因は

ぼくの部屋のインターネットは、別の部屋にある親機から無線で中継し、ぼくの部屋にある子機で繋げています。

親機につないでいるときは、不安定になったりすることは無いので、原因となる箇所は、親機と子機の中継だろうと考えています。

では、引き起こす原因は何なのか?、いったいどういうときに発生するのか?を簡単に調べてみました。

Wi-Fi電波の混線

まずはWi-Fi電波の混線を疑ってみました。

我が家はマンションなので、上下左右に他の家と隣接しています。

それぞれの家で、Wi-Fiを使っているので、たくさんのWi-Fiアクセスポイントが見つかります。電波も強いものも結構ありますね。

これが原因なのではないかと思い、Wi-Fiの電波状況をみられるAndroidアプリがあったので試してみましたが、特に問題はなさそうでした。

電子レンジとかの機器

次に、電子レンジも影響するといわれているので、試してみました。

もしかしたら、妻が電子レンジを使っているタイミングで発生しているのかも・・・と。

キッチンに行き、レンジを温めにセットして、急いで自分の部屋に戻ってきました。
そしてインターネット速度を測ってみましたが、・・・変化なし。

これも違うか・・・。

そんなところですかね、他に原因となりそうなものが思いつかなかったので、ギブアップしました。結局はわからずじまいでした。

単純に機器の問題のような気がします。

変更前のぼくのネット環境

上の図は、ぼくの部屋までのネット引き込み状況を表した図です。

キャリアとプロバイダはSo-Net光(1Gbps)マンションタイプをつかっています。

外からの引き込み口はリビングにあり、ぼくの部屋からは厚い壁1枚と、ドア2枚を隔てて8mほど離れています。

ONU(光回線のモデムみたいなもの)の近くに、無線LANルータ親機としてNEC製のAterm WG2600HP2を設置、ぼくの部屋には子機としてAterm WG1800HP2を設置して使っています。

中継は2.5Ghzの電波を使っているらしく、ぼくの部屋では5Ghzの電波しか使えません。

PS4とか、Amazon Kindleとか楽天koboとは2.5GhzのWi-Fiにしか対応していないので、ぼくの部屋だと使えなくて不便してました。(PS4は子機から有線で引っ張っていました)

ちなみに親機・子機とも、少し型落ちですが決して性能の悪いものではありません。買ったときはどちらも1万円以上しました。

まずはネット速度を測ってみました。

【1回目】 下り 82mbps 上り 41mbps
【2回目】 下り 81mbps 上り 54mbps
【3回目】 下り 80mbps 上り 43mbps

3回測ってこんなかんじ。

1Gbpsを使っていると考えると遅いけど、普通にインターネットを使うというぶんには、まあまあでしょうか。

問題は、ここでは表れていないけれど、とつぜん速度が1Mbpsとかになったり、切れたりすることです。

感覚としては1日に数回発生し、、タイミングは読めないかんじ。

ちなみに、ONUに直接LANケーブルを引いて、有線でも測ってみました。

【1回目】 下り 559mbps 上り 54mbps
【2回目】 下り 626mbps 上り 88mbps
【3回目】 下り 552mbps 上り 119mbps

・・・うげっ、だんぜん速いだろうと思っていたけど、想像以上ですね。

無線がボトルネックになることは、わかっちゃいますが、ここまで違うとショックです。
穴の開いたバケツを使っている感覚。

速度と安定性を改善する検討

まず、有線が圧倒的に速いので、外からの引き込み口である光コンセントを、ぼくの部屋に移設できないものかと考えました。

So-Netに電話したところ、

So-Netオペレータ
So-Netオペレータ
移設できるかどうかは現地で見てみないとわかりません。
工事費はMAXで3万円かかります。

ということなので、とりあえず見に来てもらうことにしました。(来月を予定)

しかしながら、So-Netのオペレータさんの話、過去の実績からすると、なんとなく移設は難しい気がした。

あと仮にぼくの部屋に移設しても、今度は逆にリビングや寝室に中継することになるので、そっちが不安定になるのも困るなと。(特に妻からのクレームが予想される)

なので、Wi-Fi環境も見直すことにしました。

ASUS ZenWiFi CT8にした

技術の進歩は速いもので、ここ数年でメッシュWi-Fiという技術が出てきたらしい。
無線中継の技術なのだけど、すごいらしい。

難しい話になるのと、ぼくも簡単にしか理解していないのだけど、メッシュ技術と言うのは、機器を増設・置くだけで勝手に、最適な通信で中継してくれるらしい。

まあ要は、速度も速くて、安定するってこった。

それで、メッシュWi-Fiにすることに決めたのですが、一方で新しい通信規格であるWi-Fi6(11ax)というのも出てきたらしい。11acの1.3倍くらい速度が出るらしい。

新しい機器の候補としては、TP-LINKのDECO X20(2台セット)というのと、ASUS ZenWiFi CT8(2台セット)で比較検討した。

違いはDECO X20はWi-Fi6対応しているけど、中継がデュアルバンドで、値段がZenWiFi CT8より1万円くらい安い。

ZenWiFi CT8は、Wi-Fi6に対応していないし、値段も高いのだけど、中継がトライバンド(デュアルよりいい)。

しばらく悩んだのだけど、ぼく環境だとWi-Fi6に対応した機器がないことと、中継がネックになっているので、中継の太いトライバンドのZenWiFi CT8にしました。
(TP-LINKが中華メーカーだってのも理由の一つだけど。)

届いた

本体2つ、電源ケーブル2つ、説明書、ONUとの接続用LANケーブルが入っている。

本体のサイズは、ちょっと大きめ。
文庫本と比較してこのサイズ。

初期設定

設定の仕方は、ここでは詳しく解説しないけれど、多少仕組みがわかる人ならそんなに難しくないだろう。

ポイントとしては以下。

  • 設定の際は、2台を近くにおいて設定する。

  • LEDランプが青くなると使えるが、電源を入れてから青くなるまでしばらくかかる。

  • 設定はスマホのアプリ(androidとiOS対応)もしくは、Webブラウザから行う。

  • プロバイダからもらっている接続用のユーザとパスワードが必要。

  • SSIDと、ログインユーザ、パスワード、管理者アカウントとパスワードを設定する。

  • 設定が終わったら、設置したい場所に移設する。

設定して速度を測ってみた

設定を終えてから、子機をぼくの部屋に移しました。

ちなみに親機の位置を、”厚い壁”を挟まないように少し移動しました。子機との見通しを良くした感じ。

で計ってみると

【1回目】 下り 259mbps 上り 175mbps
【2回目】 下り 227mbps 上り 176mbps
【3回目】 下り 243mbps 上り 184mbps

こんな感じ。おー!興奮する!!

変更前と変更後を比較すると、上りも下りも3倍速くなった。

<平均値>

下り 81Mbps  243Mbps

上り 46Mbps  178Mbps

単純に数値だけでも3倍すごいのだけど、それより安定感がいいです。

いまのところ、劇的に遅くなることも。切れることも無くなりました。

てんむす
てんむす
ブラボー!

各部屋のWi-Fi通信速度はこちら

<2020/9/28追記>
肝心な、各部屋の通信速度を説明してかったので、改めて追記します。

ちなみに我が家は鉄筋コンクリートの、分譲マンションです。
広さは100平米で、上の図で”厚い壁”と書いたのは、リフォームで取り壊すことができない頑丈な壁です。叩くとゴンゴンと硬い音がします。
逆に、ピンク色の線で表されている壁はリフォームで外すことのできる、薄い壁です。叩くとコンコンと軽い音がします。

測定1 リビング
親機の置いてある部屋ですが、速度の平均は下り250Mbps~360Mbpsでした。

測定2 キッチン
親機と同じ空間ですが、”厚い壁”を挟んでいます。ここでは250Mbps~300Mbpsでした。

測定3 洋室1
親機からは”厚い壁”2枚、子機からは薄い壁を挟んでいます。ここでは200Mbps~250Mbpsでした。

測定4 ぼくの部屋
子機のある部屋です。250Mbps~300Mbpsです。

測定5 お風呂場
お風呂場の扉を閉めて測ってみましたが、200Mbps~250Mbpsでました。

測定6 和室
親機から”厚い壁”2枚、子機からも距離が離れています。それでも200Mbps~250Mbpsでました。

なお上りはどの測定位置でも、150Mbps~200Mbpsでした。

感想

メッシュWi-Fiすごいね。
この製品がいいのか、トライバンドでの中継がいいのかわからないけれど、家の全ての部屋で速度が安定して200Mbps以上出るようになった。
今までは親機・子機から離れたり、壁を挟むとがくんと速度が落ちてたけど。

ちなみに、今回しらべてみて、無線LANの通信速度に『何が影響するのか』少しわかったので、次回それについて書きたいと思います。

機器を変えなくても、見直すだけで速くなるかもです。

ではまた、はばぐっでい。

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