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【AndroidでVPN】TunnelBearを使ってみた

どうもこんちは。てんむす@どすこい一番星です。今回はAndoroidスマホで使えるVPNアプリ『TunnnelBear』を使ってみたのでそのレポート。「何に使えるのか」や「インストールの仕方」などを解説します。

VPNとは何か

VPNはバーチャル・プライベート・ネットワークの略。今やインターネットは無くてはならない社会インフラ。すごく便利な反面、悪い人がたくさんいる危険地帯でもある。そんなヒャッハーな世界であるインターネットで、端末と端末の間を安全に接続しましょう、というコンセプトで生まれたのがVPN。

どんなところでVPNが使われているのか

近頃、増えてきたリモートワーク。自宅から会社のネットワークに接続して仕事することになる。会社側からすると、お客さんの情報や企業秘密などの重要なデータがあるので、情報漏洩や、外部から侵入されるリスクと向き合わなければならない。そのため、リモートワークに安全な接続を確保する技術としてVPNが利用されている。

他にも、インターネットの制限がある国、(中国を例に)政府がアクセス制限をかけているため、一部サイトやSNSが利用できないようになっている。これは海外から来ている人にとったら非常に困る話。そのため、滞在する外国人は主にVPNを使う。そうすると禁止されているサイトやYoutubeやTwitterなどが使えるのである。

実際のところ何ができるの?

身近なところだと何にVPNが使えるのか?

具体的には現在地(国)を偽装することかしら。さっきの中国の話と似たようなことなんだけど、日本国内からアクセスできないサイトや、使うことのできないサービスを利用するのに使う。

今回、2つほど試してみた。

一つはゲームの『おま値』。PC版(Steam版)『Elden Ring』の値段を国ごとで比較してみた。『おま値』というのは、同じゲームにもかかわらず海外と比較して、日本国内では高額で売られていることを意味するスラング。「お前の国にも売ってやる、ただし割高な値段で」の略だ。

それともう一つ、サムソン製スマホ『Galaxy S21』で、日本では使えない『Bixby Voice』を使えるようしてみた。

そのあたりの実験結果は後に回すとして、まずはAndroidスマホでVPNを使う方法からいってみよう。

TunnelBearというアプリ

『TunnnelBear』というVPNサービスがあってだね、これが500MB/月までの通信であれば無料で使うことができる。(3.33ドル/月で無制限に利用できる)

Windows、Mac、Android、iPhone & iPadと、幅広く使うことができる。今回はAndoroidスマホでの解説になります。

インストール方法

インストール

google Playから『Tunnelbear』と検索してインストールしよう。

アカウントを作成

インストールが終わったらTunnnelBearを起動しよう。アカウントの作成画面になるので先に進めます。

メールアドレスとパスワードを入力して『無料アカウントを作成』を押すと、アカウント有効化のためのメールが送られます。

このクマがいちいち可愛いんだ。

アカウントの有効化

届いたメールを開いて『Vrify my account!』を押す。これでアカウントの有効化が完了。

使い方

改めて『TunnnelBear』を起動します。

接続する国を選ぶ

画面下の『自動』となっているところをタップして接続する国を選びます。
ここではアメリカを例に、『United States』を選択しました。

接続する

画面上のスイッチをオンにしてVPNを開始します。

初回のみ『接続リクエスト』とでるので『OK』を押します。

これで繋がりました。

クマが「010101・・・」とデジタル信号で通信しています。ほんとデザインが秀逸。

VPN使用中は、上の通知領域に『鍵のマーク』が表示されます。

VPNを終了する

終了するときはスイッチをオフにするだけです。(くれぐれもお忘れなく!)

実際にVPNを使ってみる

ここからは実験のコーナーです。先ほど触れたエルデンリングの『おま値』と、GalaxyのBixby Voiceを試してみます。

エルデンリングでおま値を確認してみる

まずはVPNを使用せず、普通にSteamの『Elden Ring』のページを見てみます。定価で9,240円します。

次にアメリカのVPNに接続してSteamページを開いてみます。

すると$59.99と表示が変わりました。これはアメリカ向けのページで、Steamがアメリカから接続と判断して表示しているためです。今は1ドルが129.47円なので、日本円に換算すると約7,770円。日本より1,500円くらい安いですね。(2022年5月16日現在)

つづいてインドのVPNに接続し、Steamページを見てみました。お値段は2,999ルピーとなっています。

1ルピーは1.67円らしいので、日本円に直すとおおよそ5,000円。日本の半値に近いことがわかります。

ちなみにSteam DBによると、最安値がウクライナ(約3,500円)、最高値がイスラエル(約9,460円)でした。日本はイスラエルに次いで2番目に高い国でした(苦笑)

ねー、国によってかなり値段が違うでしょ。これがいわゆる『おま値』の実態です。

しかしながら、いくら値段が安いからと言って海外ページからの購入は止めておきましょう。もし海外ページから買おうとした場合は、「決済ができない」、「購入できてもゲームの有効化できない」、「日本語対応と書かれていても日本語が選べない」「利用規約違反でアカウントがBANされる」などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

Bixby Voiceを使えるようにしてみた

こちらも自己責任でお願いします。あくまでやってみたという実験結果です。

Samsung製のスマホGalaxyでは『Bixby Voice』というアシスタントアプリ(Siriみたいなやつ)がありますが、まだ実験的なサービスで日本国内では提供されていません。日本からのアクセスではBixby Voiceを起動することができないようになっています。

しかしVPNを利用して現在地を偽装すると使えるようになります。

具体的にはTunnnelBearを利用してCanadaのサーバに接続します。その上でBixby Voiceアプリを起動すると、利用規約への同意画面が表示されました。なお、利用規約の画面は一度では表示されず、何度かBixby Voiceを起動することで表示ができました。

利用規約で「Continue」をタップすればBixby Voiceが使えるようになります。一度使えるようになると、以降はVPN無しでBixby Voiceが使えるようになります。

画面下に表示されているのがBixby Voiceです。日本語対応していないので、使うメリットは特にないと思いますが・・・。

まとめ

今回のまとめです。

  • VPNとは、インターネット上で『端末』と『端末』を安全に接続する技術です。
  • VPNを使うと、その国で使えないサイトやサービスを利用することができます。
  • TunnnelBearアプリを使うと、無料で簡単にVPNを使えます。
  • TunnnelBearのクマは可愛いです。


追伸

なんかまた『うつ』が悪化してきました。原因は仕事のストレスです。数年前には休職も経験しています。職場には復帰してしばらく経つのですが、ずっと低空飛行を続けており、だましだまし続けてきました。

ここへ来て、「仕事を辞める」ということを考え始めています。辞めたら収入が途絶えるので、今まで無視してきた選択肢ですが、思い返してみれば犠牲なってきたものも大きく、またこのまま継続すると、この先でいつか後悔する気がしています。

「うつ」でも、マイペースなら問題なく作業できるので、フリーランスとして食っていく道にチャレンジしようかなと思う今日この頃です。

もし依頼したいお仕事などありましたら、気軽にお声かけくださいませ。

ではまたね、はばぐっでい。

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