Gordian Quest

【デッキビルド型RPG】Gordian Questレビュー

ここしばらく当ブログの更新が止まってまして、、、ごめんなさい。気分的にどうも集中できなくて。

ホントにどうにもならなく、現実逃避してゲームばっかりやっていたのだ。ようやく調子を取り戻してきた。久しぶりに更新しようと思う。

なんせゲームしかやっていないので、ゲームの記事を書くことにする。

今回はGordian Questについて。ぼくなりに遊びきったので『どんなゲームか』や『感想』などをまとめました。

Gordian Quest

カードデッキビルド型RPG。2年間のアーリーアクセスを経て、2022年6月にリリースされたゲーム。お値段は約2,000円(2022/7/13現在)

良いところ、悪いところは以下の通り。(個人の感想です。)

良い

・キャラクター強化とデッキビルドが良い具合にマッチしている。

・選べるキャラクターの多さ、育成の幅の広さ。

・長時間遊べる。クリアまで40~50時間程度。

悪い

・チュートリアルとヘルプが不親切でとっつきにくい。

・デッキビルドゲームとしてはテンポが悪い。

・ストーリーは無味乾燥。

総論としては、面白かったです。

なお、この記事ではGordian Questに興味を持った人や、購入するか悩んでいる人向けの記事。次回はGordian Questの遊び方について書こうと思う。ゲーム中の説明が不足していて、しばらくプレイしないとシステムが理解できなかったのだ。

Gordian Questはどんなゲームか?

ここからはもう少し掘り下げて解説していく。

ストーリー

むかーしむかし、調子にのった人類が、好き放題やって神の怒りをかった。その罰として世界に呪いがかけられ、荒廃した時代が長く続く。そんななか、世界を呪いから解き放つためヒーローが立ち上がった。

という、ありきたりな話。

正直、このゲームにストーリー性は求めない方が良いと思う。印象が弱くてほとんど覚えていないくらい。”胸熱な” 展開は無し。

ゲームシステム

日本語には完全対応しています。これは非常にありがたく、安心してプレイできる。

ゲームは3つのモードがある。『作戦モード』、『領域モード』、『スカーミッシュ』の中から遊べる。

『作戦モード』というのがまさにロールプレイングゲームのモードであって、これがメインの遊び方になると思う。他のモードはプレイしていないので知らんけど、ストーリーモードでハマった人がおまけでやる感じか。

キャラクターは以下の10人。この中から3人のパーティで進めていくスタイル。

パーティは途中で入れ替え可能なので、あまり悩まなくていい。

  • ルシウス  : 剣士
  • キャサリン : クレリック
  • ベルトラム : レンジャー
  • アルフォンス: ローグ
  • ピエール  : 魔法使い
  • アイダ   : ドルイド
  • ナラン   : バード
  • クド    : ブラッドメイジ
  • ジェンダヤ : ゴーレム使い
  • ストラウド : モンク

各キャラはそれぞれ4つのタイプから1つを選ぶ。

たとえばベルトラムだと、遠距離武器メインの『レンジャー』と『射撃の名手』、もしくは罠を使用して戦う『追跡人』、タレットを設置して戦う『砲兵司令官』といういずれかを選択する。

選んだタイプによって初期デッキのカードが違う。なお育成の段階では、どのタイプでも共通のカードを入手できる。しかし、デッキ全取っ替えは難しいので最初に選んだタイプの個性を伸ばしていく感じになる。

マップ

ストーリーは双六のような、地図上に描かれたルートを移動しながら進んでいく。

それぞれのマス目では各種イベントが起こり、随所で敵とのバトルが発生する。各種イベントはテキストベースで進行し、ときおり20面ダイスでの成否チェックが発生する。

戦闘

バトルは『Slay the Spire』(有名デッキビルドゲーム)っぽい流れで、大きく異なるのは自軍、敵軍とも『位置』があることくらいか。

前にいると近接武器で殴られるし、後ろにいても飛び道具やスペルの標的になる。この位置の概念が、案外良くできている。

RPGにありがちだけど、タンク、アタッカー、サポートなどに役割分担をして育てると良いのである。なお回復はポーションで間に合うので、ヒーラーはいなくても平気だった。

キャラクタービルド、デッキビルド

敵を倒したり、イベントで経験値を獲得し、一定量貯まるとレベルアップする。レベルアップ時にはスキルポイントを1つ入手することができ、このポイントを消費してスキルツリーを解放していく。

ツリーでは能力値の底上げや、デッキの強化などができる。育成はやはり楽しい。

しかし、冒頭でふれた『デッキビルドゲームにしてはテンポの悪い』というのも、このシステムに起因する。デッキビルドがレベルアップに依存しているからだ、しかもポイントを能力アップに使用しちゃうとデッキ強化が発生しないという。

プレイ時間と難易度

ストーリーは大きく4つのパートにわかれていて、Act1~Act4まである。1つのActは、それぞれ10時間程度かかるので、クリアまでは40~50時間程度といったところ。

ゲームの難易度も選べる。5段階あって、高いほどレア度の高いアイテムを入手しやすくなる仕組みだ。デッキビルドゲームになれた諸君にはノーマルだと、ちょっとぬるいかも。

まとめ

ざっくりこんなところだけど、どんなゲームか雰囲気つかめただろうか?

ぼくが初回プレイしたときからの印象の変化はこんな感じ。

なにこれ、楽しそう ⇒ 不親切でシステムがわからん ⇒ わかってきたら楽しい ⇒ カジュアルなゲームかも? ⇒ おや、デッキビルドは奥が深いぞ! ⇒ ストーリーが単調で同じ事の繰り返しだなあ ⇒ 飽きた、ちーん。

という感じでした。

不満はあるものの50時間は遊べたので、買って損のないゲームだと思います。ローグライク(ローグライト?)を求める人には向かないけれど、気長にデッキビルドを楽しみたいという人にはハマる、そんなゲームだと思います。

以上になります。ここまで読んでくれてどうもありがとう。

ではまたね、はばぐっでい。

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