どうもこんちは。てんむすです。
『Roguebook』というゲームが面白いので、みんなにオススメしたい。
この記事を書いている現在(2021/9/20)では、PCのSteam版のみでリリースされているようだけれど、今後はPS4とPS5、Xbox One、Xbox Series X/S、Nintendo Switchでも出るらしい。
面白いことは間違いないのだけれども、最初プレイしたときにゲームのシステムを理解するまでに少し時間がかかった。それなので、これからプレイする人にすぐに入り込んでもらえるように、簡単にプレイの仕方や攻略について解説する。
かなり長編になったので、記事を3つに分けた。ここまで書いたのだから、この記事を読めばどんなゲームかがおわかりかと思う。買おうか悩んでいる人にも参考にもなればと思っています。
特にデッキビルドゲーが初体験で、勝手がわからない人に役に立てば幸いです。
どんなゲームか
ジャンルは【ローグライト・デッキビルド】で、Slay the Spireを本家とする系統のゲーム。ラーメンの”家系”というジャンルで言えば、元祖”吉村屋”からの派生みたいな感じか。
【特徴】
・デッキビルドでローグライト
・1プレイは3時間程度と少し長め
・ヒーローが4人おり、それぞれ個性のあるカードを持っている。
・3ステージ制、各ボスあり。
・マップを歩き回り、配置された施設を利用したり、アイテムを拾ったりしてデッキビルしていく。
・プレイごとにマップもランダム、カードやアイテムの入手もランダム。
・【周回要素】プレイごとに経験値が得られ、カードやアイテムが解放される。
・【周回要素】プレイ中に入手できる巻物を消費してスキル解放できる。(スキルツリーあり)
・【周回要素】ゲーム難易度を上げるオプションあり。設定すると報酬があがる。
ちなみにこのゲームとは関係ないが、以前やったMonster Trainも面白かったのでご参考。Roguebookが終わたらやってみて欲しい。
ゲームの簡単な流れ
まずは、おおまかなゲームの流れから。なんとなく全体像がわかると、以降の解説もすっとご理解いただけるかと。
※画像はクリックすると大きくなります。
①4人のヒーローから2人を選んでゲーム開始。
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②マップ上の隠されたタイルをインクと筆を使って明らかにしていく。
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③配置された施設を利用したり、アイテムを拾ったり、才能を解放したりして、デッキをビルドしていく。
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④やることが無くなったらボスに挑んで、倒したら次のステージへ。
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⑤これを3回くりかえす。
↓
⑥3ステージ目をクリアするゲームクリア。ヒーローごとの経験値とパーティの経験値をゲットし、レベルが上がると新しいカードや財宝が解放される。
ローグライト・デッキビルドゲーとは
今更な感じもするけれど、ローグライク・デッキビルドゲームとはどんなものかを簡単に解説。知っている人は読み飛ばしてね。あくまで初めてこのジャンルに触れる人向けの解説。
簡単にいうと、デッキをビルドして攻略していくゲームのこと。
(最近見ないけどルー大柴みたいな説明だ。曰く「犬もウォークすればポールにヒットする」※犬も歩けば棒に当たる。曰く「藪からスティック」※薮から棒。けっこう好きなんだけどな。)
デッキとはトランプで言うとカードの束のこと。
買ったばかりのトランプを箱から出すとダイヤ、スペード、ハート、クローバーの各1~13までの52枚とあとジョーカーの計53枚が入っている。トランプで遊ぶ際は、ダイヤ、スペード、ハート、クローバーの各1~13とジョーカー以外を引くことが無い。この53枚の束をデッキという。
トランプの場合は、デッキは中身も枚数も固定だけれど、デッキビルドゲーではプレイごとに中身も枚数も違う。
ゲームスタート時に初期デッキとして何枚かのカード束(固定だったりランダムだったり)でスタートする。プレイの途中で新たなカードを入手したり、不要なカードを廃棄したり、カードを強化したりを繰り返して、デッキの中身や枚数をカスタマイズしていく。このカスタマイズをビルドという。
先ほど例を出したトランプと同じように、ゲーム中はデッキの中からしかカードを引くことができない。またデッキはプレイごとにリセットされる。
カードは敵との戦闘で使用することになる。戦闘中は、4つのカードの束を使用し進んでいく。
それぞれ『引く札』、『手札』、『捨て札』、『消滅した札』という。
UNOで言うと、これからカードを引くことになる積んであるカード束が『引く札』。
自分が手に持っているカード束が『手札』。プレイ中は『手札』のカードを使用することができる。
出されて使い終わったカード束が『捨て札』。『引く札』がなくなると『捨て札』をシャッフルして『引く札』に戻す。
あとUNOにはないデッキビルドゲー独特の要素で、”消滅”という効果が書いてあるカードは、出されて使い終わると『消滅した札』に移動する。ここに入ったカードは『捨て札』と違い再度使用することができない。
ざっくり説明するとローグライト・デッキビルドゲームとはこんな感じ。
デッキビルドがうまくいけばゲームを有利に進められるし、失敗すると目も当てられない結果になる。プレイ中のランダム要素が影響するとはいえ、そのチャンスの中で厳選していくのが腕の見せどころ。麻雀みたいに頭を使う。
カードには1枚1枚個性があって、使用するためのコストも異なる。強そうなカードでもコストが重くてなかなか使えなかったり、弱そうなカードでも他のカードと組み合わせる(コンボという)と強力な効果を発揮したりする。
またデッキのカード数が多くなると、必要なタイミングで目的のカードを引くチャンスが減り、意図した行動が取れなくなる。そのためデッキの枚数は少なめにして、カードを○枚引くみたいな効果のカードを使ってデッキをぶんぶん回していくのが勝つための定石と言われている。
ヒーローの選択
さてまたRoguebookの話に戻るけれども。
ゲーム開始時に、4人のヒーローの中から2人を選ぶ。なおヒーローごとに使えるカードが決まっていて、プレイ中は選んだヒーローのものしか入手できない。
容姿 | 名前 | 特殊能力 | 特徴 |
---|---|---|---|
シャーラー | 【運命の剣】 シャーラーが前衛にいると、シャーラーがパワーを3獲得する。 | 単体攻撃が強いが防御面が弱い。前面にでると攻撃力が上がるので、攻撃しては後ろに下がってもう一人のヒーローに防御してもらう感じ。 | |
ソロッコ | 【防御の醸造酒】次ターン終了時、ソロッコが先導だと2ブロックを獲得する。 | コストの重いカードが多く、全体攻撃も得意。あと防御にも強いので前面で防御を固めて、他のヒーローに攻撃してもらう。エネルギーに余裕があるときはソロッコの攻撃という感じ。 | |
サイファー | 【悪魔の目】 サイファーがダメージを受けるたびに、ダメージと同じ数の怒りを獲得する。 | 単体攻撃が強く防御が苦手。このヒーロー独自の怒りゲージがあり、ダメージを受けたりカードの効果で溜まっていく。怒りMaxになると各カードの効果が強化されるが、一度カードを使用すると怒りが解除される。あと、自分の体力を消費して高威力の攻撃を繰り出すのも得意。 | |
アーロラー | 【アーロラーのティーポット】 戦闘につき1回、アーロラーをクリックすると全回復できる。 | 攻撃も防御もいまいちだけれど、バフやデバフでのサポートが多いトリッキーなヒーロー。最大体力も低いが、各戦闘中に一度だけ体力全回復が使えるのも特徴。 |
今回はこんなところ。