はじめて「スマートプラグ」なるものを買いました。
どうもこんちは。てんむす@どすこい一番星です。
先日紹介した「パナソニック製の足温器」がとても良くて重宝しています。
しかし1つだけ欠点があります。それはタイマー機能が無いこと。
自動で電源落ちないので、胸を張って「電源を切り忘れる」自信があります。
足温器はさほど熱くなるものでもないし、消し忘れても火事になるほどではないけれど、電源切り忘れるってなんか嫌じゃないですか。
「切り忘れたら負け」みたいな感じがある。
そんな悩みを解決するためにスマートプラグを買いました。スマホから家電の電源を管理できるガジェットです。
+Style(プラススタイル)というブランドの「PS-POP-W01」で、ぼくが買ったのは2個入りのやつ。
スマートプラグとは
スマートプラグはWi-Fiにつないで使うコンセントで、通電の管理をスマホのアプリや、スマートスピーカー(AlexaやGoogleホーム)からコントロールすることができます。
具体的には、スマートプラグ本体をコンセントに挿し、家電機器の電源ケーブルをスマートプラグに挿します。要するに、「家電」と「コンセント」の間にスマートプラグを挟む形です。
家電の方の電源を常にONにしておけば、実際の電源管理はスマートプラグ側でコントロールできるようになるという仕組みです。
ただし全ての家電に使えるわけではなく、向き不向きもあります。
具体的には、照明、コタツ、扇風機、加湿器などのシンプルな家電は問題なく使えます。バシッといきなりスイッチを切っても大丈夫な機器類です。
一方で、パソコンやプリンタといった精密機器は、電源を切る際に本体の方でシャットダウンの準備をしてから電源を落としています。
そういう煩雑な動作をする精密機器類に関してはスマートプラグには向きません。安全に電源が落ちず、機器故障の可能性があるためです。
+Styleというブランド
現在スマートプラグを販売していメーカーは中国企業ばかりです。ブランドとしてはTP-LINK、Switchbotが有名なようですね。
一方、+Styleは日本企業が販売しています、一応。
「一応」と書いたのは、販売元は日本企業だけど技術は中国企業が提供しているからです。なので「中華メーカーのものは避けたい」と思っている人には、(気分的にかもだけど)+Styleがおすすめです。他に選択の余地はありません、悪しからず。
ホント、かつて世界のトップレベルだった日本の技術はどこへ行ってしまったのか?と悲しくなるばかりです。がんばれ日本!
購入前の注意点
購入を考えている人に、先に注意点を伝えておきます。
- プラグの左右の長さが違うので、一般的な電源タップだと使えない
- Wi-Fiは2.4GHzのみ対応
まずプラグの形状についてですが、左右で長さが違います。
壁コンセントだと問題なく使えますが、プラグの長さのせいで一般的な電源タップでは刺さらないため使用できません。
Wi-Fiについては2.4HGzが使える必要があります。
最近の無線LANルーターは全て「2.4GHz」に対応しています。安い機種であれば「2.4GHz」のみ、ミドルクラス以上だと「2.4GHと5GHz両方」に対応しています。
なので基本的には大丈夫なのですが、「2.4GHz」が無効に設定されているケースもあるので、その場合は注意を。
以前、わが家のWi-Fi環境では、2.4GHzと5GHzの両方がつかえる無線LANルーターを使っていましたが、ぼくの部屋には電波が届かなかったため、同じ機種をもう一つ買い中継していました。
その際の設定では、中継の通信に2.4GHzを使用していたため、室内で使えるのは5GHzのみでした。レアケースかと思いますが、もし使えない場合は、一度ルータ側の設定を見てみると良いです。
いざ開封
今回 「PS-POP-W01」2個パックのものを買いましたので、スマートプラグ本体が2つ、あとマニュアルが入っていました。
本体は思ったより大きめ。これでもTP-LINKやSwitchbotよりはコンパクトらしい。
最大1500Wまで使えます。
前面には物理的な電源ボタンがついていて、表面のLEDでは電源の状態が確認できるようになっています。
どんな機能が使えるのか?
PS-POP-W01では以下のようなことができます。
物理ボタンから
- 電源ON/OFF
- 電源の状態がわかる
スマホアプリから
- 電源ON/OFF
- 電源の状態がわかる
- 電力使用量がわかる
- タイマー機能
- スケジュール機能
- シーン機能
- スマートスピーカー(Alexsa、Googleホーム)との連携
操作は基本的にスマホアプリ「+Style」から行います。
このアプリは外出先からも使えるので、出先から電源の状態を確認したりオン・オフにしたりすることもできます。
「+Style」アプリは同ブランドの製品を統合的に管理するアプリです。そのため+Style製品が他にもあれば、このアプリから同様に管理・操作がすることができます。
物理ボタンから
電源ON/OFF
物理ボタンを押せば、電源を入れたり切ったりすることができます。
電源の状態がわかる
LEDランプからは電源の状態がわかります。点灯していれば電源が入っています。
スマホアプリから
電源ON/OFF
電源の状態がわかる
アプリ画面で電源が入っているのか、切れているのかがわかります。
コンセントのマークをタッチすれば電源のON/OFFができます。
電力使用量がわかる
リアルタイムの使用状況や、過去の統計情報などがわかります。
タイマー機能
何分後、何時間後に電源を入れる、もしくは切るというタイマー機能が使えます。
スケジュール機能
何曜日の何時になったら電源を入れる/切るというスケジュール機能が使えます。
繰り返し設定も可で、スマホのアラームのような使い心地。
シーン機能
「電気使用量が一定値を越えたら」という条件をトリガーとして電源のコントロールができます。これを「シーン」機能と言います。
他の+Style製品と組み合わせれば、天候、室温、明るさ、場所などの条件をトリガーにできます。PS-POP-W01単体では使い道があまりないかも。
スマートスピーカー(Alexsa、Googleホーム)との連携
AlexsaやGoogleホームとの連携ができます。
ぼくはどっちも持っていないので未確認だけど、音声で操作ができるっぽいです。
セットアップ方法
基本的にはマニュアルにある手順に沿えばいいのですが、ぼくの場合上手くいかなかったので、そのときの対処方法を残しておきます。
同じ問題にぶち当たった人がいれば試してみてください。
取扱説明書
マニュアルは製品にも付属していますが、以下のリンクから見ることもできます。
https://plusstyle.jp/shopping/manual/ps_pop_w01/
PS-POP-W01が見つからない問題
事象
+StyleアプリからPS-POP-W01 を追加しようとした際に、どうやっても見つからないという問題が発生しました。
手順通り、PS-POP-W01の電源を長押してLEDを点滅状態にし、アプリから PS-POP-W01 の検索をしたのですがエラーになります。こりゃ困ったなと思いました。
解決方法
つながらない理由は暗号化方式にありました。
購入すぐの(工場出荷時の)状態だと、「WPA2」に対応していないようです。
そのため、無線LANルータの設定で暗号化方式を「WPA2」から「WPA」に変更してみたところ、無事に PS-POP-W01 を発見でき、追加することができました。
下の画面は参考ですが、ぼくが使っている無線LANルータの管理画面です。他のルーターでも管理画面から同じような設定できます。
無事にプラグを追加し終えると、PS-POP-W01のファームウェアアップデートの通知がでました。
このアップデートを終えるとようやく「WPA2」に対応できるようになるらしいです。
後から無線LANルータを「WPA2」に戻しましたが、問題なく使えています。
これは盲点。というかITに多少明るくなと気づかないよね。
ちなみに、ファームウェアアップデートのポップアップを逃してしまった場合は、スマートプラグ選択後の画面の右上、鉛筆のマークから確認ができます。
まとめ
外出した際に「鍵を閉めたか?」、「ガスの元栓は閉めたか?」、「エアコンは切ったか?」など、けっこう気になるタイプです。
度が過ぎると”強迫性障害”にあたるらしいですが、ぼくはその一歩手前くらいかもしれない。Amazonで売っているこの商品が気になる今日この頃です。
あ、そうそうスマートプラグの話でしたが、外出時に電源の切り忘れが気になる人にはたいへん便利です。
他のスマート家電を取り入れて相互連携によるシナジーが出ると、もっと便利になるのかもしれません。今のところ、ぼくは興味ないけど。
今回はここまでです。ではまた、はばぐっでい。