犬の話

ペットハウスに手作りの表札をつけると可愛い

ペットハウスに表札をつけたら可愛かったという話。

どうもこんちは。てんむす@どすこい一番星です。

うちの子(ポメラニアン)は、7歳にもかかわらず持ち家がある。

それがこちら。

ピンクのお家は予算の都合

最近は男だから○色、女だから○色という決めつけは古いのかも知れない。しかし、性別不詳の”モッフモフ”がピンクの家に住んでいれば、「あら可愛い。女の子なのね」と、多くの紳士淑女は思うことだろう。

でも「みそくん」は男の子です。以前は黄色の家に住んでいたんです。しかしある日、洗濯機で洗ったら、お家が倒壊してしまった。

なので、このピンクのお家は2軒目になります。初代のお家は、みそくんも気に入っていたので、同じデザインとのモノを買おうとした。しかし、いくつかあるカラーバリエーションのなかで、最もピンクが安かった。結果としてピンクのお家に決まりました。人間の家だろうが犬の家だろうが、お金の都合で決まるのは同じ。世知辛い世の中だ。

クリスマスに何かプレゼントをしたかった

さて、ここからが表札の話。

うちの子は、毛がふさふさしてモッフモフな姿をしているけれど、ぼくは「息子」だと思っている。大事な家族なので記念日には何かをプレゼントしてあげたい。そして去年のクリスマスがやってくる。

おやつはNG

プレゼントは何が良いかな。みそくんは腎臓病を煩っているので、おやつはあげられない。かかりつけのお医者さんによると、「タンパク質」と「リン」が良くないとのこと。そうすると、ほとんどのおやつはダメ。毎日の食事は基本的に腎臓病向けの療法食のみ。たまの楽しみとして「ちゃおちゅーる」はあげている。

それにしても「ちゃおちゅーる」の食いつきはヤバいですね。なにか「禁断症状の出る成分」が入っているのではないか?と思うくらいガツガツいく。この間なんか、うちの甥っ子が、ちゃおちゅーるをペロッと舐めて「おいしい!」と言っていたので、もしかしたら甥は犬かも知れない。

なお、みそくん本人は食いしん坊。だから食べ物が一番喜びます。でもあげられない、かわいそう。

おもちゃは喜ばれない

おもちゃという案もあるけれど、彼は喜ばないので除外。以前はいろんなおもちゃに興味を示して遊んでくれていた。しかし最近は過剰にビビりになってしまい、おもちゃが怖いらしい。お気に入りの歯磨きロープでしか遊んでくれなくなってしまった。

服は好きじゃない

じゃあ、服は?とも考えたけれど、ぼくも妻も、みそくんに服を着せることは考えていない。防寒用の外行きポンチョは一着あるけどね。なんか服を着せるのって、個人的には「飼い主のエゴ」のような気がして。

いずれにしても、ぼくは「子供」と信じ込んでいるから「飼い主」だとも思っていないのだけど。彼もよろこばないし、じゃあ要らないじゃんという話。

お家につける表札をプレゼントすることに

悩みに悩んだ結果、みそくんのお家に表札をつけることにしました。ぼくは刺繍とか、裁縫とかはできない。でもパソコンであれば魔法のように使えるから「プリンタで印刷してアイロンの熱で吸着できる布」で表札をつくることに決めた。

さっそく注文

Amazonで「サンワサプライ インクジェット用アイロンで貼るコットン布シールJP-NU5」という商品を購入しました。

中にはインクジェットプリンタに対応したA4サイズの布が3シート入っています。布には台紙(裏紙)がついているからフニャフニャはなく少し丈夫な紙のよう。コピー用紙のようにお手軽に印刷できるので便利なアイテムだ。

まずは表札のデザイン

作成に当たって、こんな表札をイメージしてた。

うちの子は、名前が”純日本”なので、どうしても昔ながらの木製の表札にこだわりたかった。

土台を探す

表札の土台となる画像探しをする。「表札 素材 フリー」というキーワードでググったんだけど、ニッチすぎるのかも。なかなか使えそうな画像が出てこない。

「うーん、これはちょっと違う」、「こっちもモダンすぎる」などと呟きながら、しばらく探しているとそれっぽいのがありました。

それがこちら。

イラストAC 「木目短冊e_cs」
※画像をクリックするとイラストACのダウンロードリンクに飛びます。(ダウンロードは無料。要アカウント登録。)

ちなみに実際の(昔ながらの)表札には、イチイ、ヒバ、ヒノキが使われているらしい。初めて知った。

文字入れ

表札に入れる名前は、どんなフォントが良いかなと思ってWordで確認。

フォントを確認するとき、Wordを使うと超便利。

まずは確認したい文字を打った後、文字全体を選択状態にしてから、フォントを選ぶプルダウンからカーソルの上下を押していくだけ。次から次へとフォントが変更できて、リアルタイムでWordに表示されるから確認が容易。ぴこぴこ↑↓を押してチェックするだけだ。

最終的に「UDデジタル教科書体」というフォントに決めた。

これで素材はすべて集まった。

GIMPで編集

「GIMP」というのは、無料で使える画像編集アプリ。Photoshopライクなソフトウェアで、フリーのくせしてかなり高度な編集ができる。噂によるとPhotoshopとほぼ同じ事ができるらしい。いつも便利に使わせてもらっています。

土台の画像をレイヤーとして取り込み。キレイに印刷できるように画像サイズは大きめに設定。

そしてその上にさっき決めたフォントで文字入れ。

できた!

つい調子に乗って他のシールまで作ってしまった。悪いことをして捕まった犯人が良く言うあれだ。「むしゃくしゃしてやった」ってやつ。

表札は画像の下で横向きになっているやつです。

印刷する

ちゃんと、みそくんのお家に合う「表札のサイズ」に印刷できるよう、何度かテストプリントが必要。

確認すると、本の「しおり」がちょうどいいサイズでした。

「しおり」は、ぼくの部屋に転がっていた金属製のもの(↑)を使用。どこで入手したのかさっぱり記憶が無い。仏教っぽいデザイン。誰かこの「しおり」もしくは「仏様?観音様?」に見覚えある人がいたら教えてください。

作った表札の画像を、普通のA4コピー用紙に印刷してみる。インクを節約するために白黒印刷。「しおり」と同じ大きさの倍率で印刷できたら、いざ本番。

コットン布シールをプリンタにセット。印刷設定では「インクジェット紙」にし、鮮やか目の設定にして印刷。

実際の写真と比較すると色合いはいまいち。まあでも表札だから、そんなに鮮やかさにこだわる必要もないので、よしとした。

印刷したものを切り取って、ズレないようにお家にマスキングテープで固定。アイロンを当てて吸着。行程を撮影するのを忘れちゃったので、いきなり完成図でスマン。まあまあキレイにできたと思う。

完成したお家を、リビングの定位置に戻して撮影しようとしたところ邪魔が入る。なかなか表札を撮らせてくれない。

その後、しばらく放って置いたら寝てた。でもお家には入ってくれない。

後日、お家に入ってくれた写真が撮れました。それにしても、お家が傾いてない?また買い換えが必要かな??

さいごにひとこと

振り返って、表札は良いアイデアだなと思ったのだけど「消費するもの」ではない。ということは、次回以降で同じプレゼントはできないということだ。来年はまた何か知恵をしぼらないと。

参考に、同じお家が欲しいという人の為にリンクをのせておきます。

庭付きのバージョンもあるらしい、へー。

さて今日はここまで。読んでくれてどうもありがとう。はばぐっでい。

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